がんの告知を受けた人の「衝撃の段階」から「受容・適応」へ

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市川海老蔵さんの奥さん、小林麻央さんは乳がんの公表以来、
患者の心のあり方を多くの人が考えるようになっています。

超有名人のがんだけに、
多くの人がショックを受け関心を集めています。

世の中には多くのがん患者がいますが、
その一人ひとりが楽になればという思いで今回の記事を書きます。

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がん患者の3人に1人がうつ状態になる

普通がん告知を受けた人は、
ショックで頭が真っ白になります。
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小林麻央さんもそうだったと語っています。

それを専門用語では
「衝撃の段階」
と呼びます。

その後、徐々にがんという状態を受け入れる
「受容の段階」に進みます。

やがて、落ち着きを取り戻し、

気持ちに折り合いがつけられるようになる
「適応の段階」にいたります。

この段階から“がんとの共存”が始まります。

何らかの心のケアを受けることで、
がん患者の7割くらいは、
さまざまな過程を経て
「適応の状態」まで進んでいきます。

しかし、がんを受け入れることができずに、
うつ病になってしまう人もいます。

がん患者の5~10%はうつ病になる
というデータもあります。

うつ病の前段階である「うつ状態や適応障害」を含めると、
3人に1人が気持ちに折り合いがつけられずに苦しんでいます。

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がん患者のうつ状態の人が元気になる方法

抗がん剤ホルモン剤などで投薬治療を受けている人は、
これ以上薬は使えません。

抗うつ薬を使わずにうつ状態を和らげる方法

  •  運動、整理
  •  掃除や片付け
  •  瞑想
    を紹介します。

運動

うつ病の原因の1つが
神経伝達物質セロトニンの不足です。

気分を安定させる働きがあり、
これが不足すると
精神のバランスが崩れやすくなります。

このセロトニンを活性化させるのが運動です。

うつ病患者に
薬なしで運動(週3回)だけするグループと、
運動せずに抗うつ薬を飲むグループにわけます。

4ヵ月後の経過をみると、
両グループとも
同じくらいうつ病が改善された
という研究結果があります。

運動は
ウォーキングでも、水泳でも、ラジオ体操でも、筋トレでも
なんで効果があります。

これを週に3回、4カ月以上続けるだけです。

運動が苦手な人はスクワットがお勧めです。

スクワットを10回やって休み、
また10回というペースで10分ほど繰り返すと、
十分な運動効果が得られます。

掃除や片付け、整理

掃除や片付け、整理は誤った思考回路を断ち切り、
心をリセットさせるスイッチになります。

多くの人は過去を振り返ってがんの原因を考えたり、
未来のことを考えて不安や心配におちいったりしがちです。

その人の性格などの問題ではなく、
脳が勝手に負の考えを作ってしまうためです。

脳は一つのことにしか集中できないという特徴があります。

ならば、“がんのこととは関係ないまったく別のこと”に集中すれば、
「ネガティブな考え」をかき消せます。

掃除がキレイになったという、達成感もあります。

単純作業ですが、それに集中すると終わった頃には負の考えがうすらいでいます。

浴室の掃除、ガラス拭き、
また、押し入れや物置の片付けなどでも
同じ効果が得られます。

瞑想

瞑想は

  • イライラをかき消す
  • 集中力アップ
  • 睡眠の質の向上

などの効果があると言われています。

瞑想で最も難しいのは心を「無」にすることです。

これを誰でも簡単にできる方法があります。

まず、10分間で燃え尽きるろうそくを用意します。

部屋を真っ暗にして、ろうそくの揺れる炎を
何も考えずにただ見つめるだけです。

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まわりの音が気になる場合は耳栓をしたり、
家に自分1人だけしかいないときにおこないます。

ろうそくが燃え尽きた10分後には
スッキリした気分になれます。

香り付きやデザインの凝ったものではなく、
シンプルな一般的なろうそくが瞑想には向いています。

まとめ

以上3つの心を元気にする方法を紹介しました。

もしあなたの周りに、
がんを患っている方がいましたら
教えてあげてください。

がんの人だけでなく、
うつ病うつ状態の人にも効果のある方法です。

ただ、必ず効果があるというわけでありません。

いずれも向き不向きがありますので
試しにやってみる程度でチャレンジするのがいいと思います。

それぞれの人が、これらの方法をヒントに
自分なりの心を元気にするやり方を見つけていただければ幸いです。

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