【厚生労働省】医療ネットワークで情報共有[マイナンバー利用]

2017y04m10d_200427388厚生労働省は2017年4月8日、
全国のどの病院でも、治療や投薬など
個々の患者のデータ(カルテなど)を共有できる
医療ネットワークを構築すると発表しました。

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マイナンバーと連動、医療ネットワーク専用ID構築

マイナンバーと連動する医療ネットワーク専用IDをつくり、
2020年4月1日から全面的にスタートする予定です。

今までは、患者の治療歴などのデータは、
病院ごとに保管されているだけでした。

そのため病院が違うと、
自分の過去の治療歴や投薬歴など
まったくわからない状態でした。

患者がかかりつけの診療所から大病院に転院すると、
同じ検査を再び受けるケースも多発していました。

これは患者本人の心身の負担と
検査料のムダな出費を防げます。

また医療費の削減につながります。

現代の情報社会において、
今までこれらのネットワークが構築されていなかったことに、
遅すぎる感があります。

ネットワークの詳細な制度設計は、
まだまだこれから検討されるそうですが、
基本的には、病院は患者のデータを
専用IDと一緒に管理することになります。

患者はマイナンバー
(電子証明書を内蔵した個人番号カード)と、
「健康保険証」を病院の受付で提示します。

すると、専用IDによりネットワークを通じて、
患者の治療歴や投薬歴を照会、閲覧できるようになるのです。

医療ネットワークは、もう一部地域の大病院を中心に始まっている

病院どうしのデータ共有は、
一部地域で、大病院を中心にすでに始まっています。

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2016年度時点て全国に約250のネットワークがあります。
岡山県と長崎県では各県全域をカバーし、
病院や介護事業者の間で
医療・介護情報を共有しています。

厚生労働省は、
これら地域に限定されているデータ共有を全国統一して、
全医療機関が医療ネットワークでつながるようにします。

ただし「電子証明書を内蔵した個人番号カード」
必ず持たなくてはならないなど、
医療ネットワーク専用IDの完全普及には
時間がかかるとみられています。

あなたも、数年前にマイナンバーの通知を
受けとったのは覚えていると思います。

しかし、多くの人は
「電子証明書を内蔵した個人番号カード」
つくっていないと思います。

医療ネットワークの心配なこと

この「医療ネットワーク専用ID」が普及すると、
過去の治療歴、通院歴
その病院の医師に照会、閲覧されることになります。

今までの世の中は、患者が言わない限り、
過去の治療歴、通院歴を知られることは
ありませんでした。

しかし今後は、
つまびらかに過去のことが知られますので、
たとえばかかりつけの先生には内緒で、
セカンドオピニオン
(現在の自分の病状や治療方針について
他の医師の意見を求めること)
をおこなう場合、
かかりつけの先生にわかってしまうことになります。

また、誰でも自分の過去の治療歴、通院歴を
知られたくないこともあると思います。

しかし、将来的には
治療歴や投薬歴の照会、閲覧、検査歴のデータ共有は
あなたや、あなたの家族の治療に
飛躍的に役立つことになります。

この医療ネットワーク専用IDの構築により
今後の日本の医療界は
新たな段階に進むこととなります。

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