アンデスメロンの原産国はどこ?名前の由来がおもしろい

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日本人に人気の高い「アンデスメロン」。
小ぶりで値段も手頃ながら、
果肉がしまって甘味が強く、
しかも一年中買うことができる。

そのネーミングから、
南アメリカ大陸にそそり立つ
アンデス山脈の周辺
原産地の品種なのかと
思っている人も多いと思う。

だが実はこれは、
日本生まれの日本育ち。

アンデス山脈とは一切関係ない。

アンデスメロンが
誕生したのは1977年のこと。

当時はまだ、
甘味が強く網目のあるものといえば
高級品種のマスクメロンだけで、
一般家庭はマクワウリが
メロンとして普及していた。

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当時の日本は、網目のあるメロン
ガラス温室で手問ひまかけて
育てなくてはならず、
しかも1本のつるに実るのは
たった1個だけ。

生産者に大変な苦労を強いらせ、
栽培の難しい繊細な果物だ。

「もっと簡単に育てられて、
1本のつるに複故の実がなる
メロンを作れないものか…」

長年の試行錯誤の品種改良と
かけ合せを繰り返した。

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アンデスメロンは「サカタのタネ」がつくった

そして、ついに日本を代表する
種苗(しゅびょう)メーカー最大手の
サカタのタネが開発に成功した。

【データ】
社名:株式会社 サカタのタネ

上場:東証1部 1377

本社:神奈川県横浜市都筑区仲町台2-7-1

設立:1942年12月11日

資本金:135億円

売上高:連結 502億円 (2013年5月期)

総資産:連結 897億円 (2013年5月)

従業員数:連結2000名(2013年5月)

さて、そうなると大切なのが
新品種のネーミングである。

たとえば、
イチゴの代表品種「あまおう」
「あかい」
「まあるい」
「おおきい」
「うまい」
の頭文字を組み合わせたネーミングだ。

業界内では、新品種はその特徴をよくつかみ、
かつ覚えやすい名前にすると相場がきまっている。

そこでアンデスメロンを開発した担当者が
その特徴から考えた。

今までより簡単にたくさん収穫できるため、
生産者にも「安心です」。

さらにお客さんに安価な値段で提供できるので、
売る人にも「安心です」。

味に当たりはずれがなく、
買う人にも「安心です」。

この三つの「安心です」を略す形で
命名されたアンデスメロン」。

冗談のようなネーミングが、
急激に日本人の食卓に普及していき、
大衆メロンの代表格として
親しまれるようになった。

今後は、アンデスメロン
名前を見た時にはぜひ、
おいしいメロンを
安心して食べられるのは
長年の研究成果の結果
ということをお忘れなく。

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