納豆のたんぱく質に注目!1日何パック食べていいの?1パックのたんぱく質の量は?

納豆をあまり食べない地域の人や、嫌いな人は役立たないお話かもしれませんが、
もしあなたが納豆が大好きな人でしたらぜひ最後までご覧ください。


納豆消費量 都道府県別 偏差値(2016年)

納豆は日本の食文化が生んだ
世界に誇るスーパーフードといわれ
2000年代以降、注目されています。

昭和時代は納豆を食べる習慣が
西日本ではありませんでしたが、
現在は全国的に一般的な食品となってきています。

では、世界の誇るスーパーフードといわれても、
たくさん食べれば食べるほど体にいいのでしょうか?

それとも一度に食べる量は適量があるのでそうか?

今回は、納豆は1日に何パック食べていいのか、
適量は何パックかをお話します。

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納豆は1日何パックまで食べていいのか、限度はあるのか?

納豆には、尿酸値を上げるプリン体が100g中に113mg入っています。

痛風や高尿酸血症の原因物質の尿酸は、
プリン体を材料にして体内で生成されます。

よってプリン体を多く含む食品の過度な摂取は
必然的に痛風や高尿酸血症のリスクを高めます。

●納豆(100g)に含まれるプリン体→113mg
●牛肉・豚肉(100g)に含まれるプリン体→70~90mg
●玉子にはプリン体は含まれない

牛肉や豚肉に比べると納豆はプリン体が多いのです。

このプリン体摂取の視点からは、納豆も要注意食品ということです。

【高プリン体食品の定義】
「100gあたり200mg以上の食品」とされています。

納豆100gのプリン体は113mgですので
納豆はこの定義にあてはまりません。

納豆1パックあたり50gくらい程度なので、
1パックを食べてもプリン体の摂取量は56.5mgくらいです。

また、セレンという微量元素は過剰に摂取すると中毒を起こし、
嘔吐や肝機能不全などの症状が懸念されます。
セレンの観点からは納豆は
1日4パック(200g)が限度
となります。

しかし、プリン体の観点からしたら、
納豆は1日多くとも3パックまで
にしたほうがいいと思います。

納豆のたんぱく質は1日何パック食べればいいのか?

人の1日に必要なタンパク質は、
生活スタイル(運動量)や体重、年齢によって変わります。

基本的には体重の100分の1で計算されます。
体重60kgの人であれば、1日に必要なタンパク質は60gとなります。

これはあくまでも目安ですが、
「たんぱく質の摂取量」
この目安を大きく下回る食生活を続けることは
身体的、精神的に非常に危険です。

「筋肉量の減少」「肌や髪のトラブル」「集中力・思考力の低下」の
大きく3点の身体的、精神的トラブルが起き、
あらゆる体調不良を招く事態となります。

納豆1パックのたんぱく質含有量はだいたい7.15gです。
(納豆の種類や各メーカーによって違います)

この含有量をふまえて健康的な食生活を築いていってください。

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たんぱく質の種類は動物性と植物性の2つがある

動物性のたんぱく質は、体で生成できない
必須アミノ酸9種類がバランスよく含まれています。

植物性たんぱく質はこの必須アミノ酸9種類が
すべてそろっているわけではありません。

しかし、大豆(納豆)のたんぱく質
他の植物性たんぱく質の中でも例外で、
必須アミノ酸9種類がバランスよく入っています。

昔から「大豆は畑の肉」といわれるのは
ここから来ているのです。

コレステロールの観点からは、
肉よりも納豆を食べたほうがヘルシーということです。

しかも肉のたんぱく質と納豆のたんぱく質と同等の吸収率です。

同じ大豆でも、納豆と違って節分の時にまくような、
炒った大豆のたんぱく質は20%程度しか吸収されません。

それだけ納豆は優れた食品なのです。

しかし肉の代わりに
納豆だけというわけにはいきませんが、
とても安価でありながらスーパーフードの納豆
日々適量を食べることが大切です。

ナットウキナーゼを目的に納豆を食べるためには?

私が大好きな納豆の食べ方があります。

「納豆玉子ご飯」
よくといた生玉子に
かき混ぜた納豆を入れて
よくかき混ぜます。

しかし、納豆も玉子も普通は冷蔵庫に入っていて
冷え冷え食品です。

このままご飯にかけたらご飯が一気に冷めてしまいます。
そこでよくかき混ぜた「納豆玉子」を
電子レンジでほんの少し温めます。

ホントに少しだけ、軽くぬるくなるぐらいでOKです。

納豆から発見され「たたんぱく質分解酵素」の
ナットウキナーゼは熱に弱いのです。

ナットウキナーゼには、
脳梗塞や心筋梗塞の原因となる
血栓を予防する効果があります

血液をサラサラにして、
血栓(血の塊)を予防する食品は
玉ねぎ、イワシやサバなど
青魚のDHAがよく知られています。

しかし、できてしまった血栓を溶かす食品は
納豆のナットウキナーゼだけしか
現在のところ発見されていません。

ナットウキナーゼは
納豆にしか存在しない特別な栄養素です。

ナットウキナーゼは50℃以上になると
活性が急激に低下してしまうのです。

電子レンジの加熱は必ずほんの少し、何秒単位で
慎重に軽くぬるくなるぐらいにしてください。

当然納豆を使った加熱料理では、
ナットウキナーゼは無効になります。

しかし、納豆のたんぱく質や
その他の栄養素は摂取できるわけです。

また、炊き立ての熱々ご飯も
ナットウキナーゼの効能を低下させます。

ただ、特に納豆を脳梗塞や心筋梗塞の予防を目的に
食するわけではない場合は
あなたのお好みに加熱して
おいしくいただくことでいいと思います。

まとめ

現在は下のような
サプリメントでナットウキナーゼを摂取することができますので
いちおう紹介しておきます。

脳梗塞や心筋梗塞の予防だけを目的に
納豆を食べるのであれば、
サプリメントでナットウキナーゼ
摂取るほうが効率的です。

今回は
「納豆は1日に何パック食べていいか?」
のお話でした。

いくらスーパーフードといわれても、
プリン体とセレンの観点から食べ過ぎは禁物です。

バランスの取れた食生活の中で、
適度に納豆を食べて、食事を楽しみ、
健康的な身体づくりを目指しましょう。