SATになる資格は警察官に採用されてからどうするのか?女性はなれるのか?

SATはハイジャックや重要施設占拠な件など、
また、刑事部だけでは対処できない人質立てこもり事件など
重大事件、凶悪事件にも出動命令がでます。

また、重大事件や凶悪事件が発生した際には、
警察車両や警察航空隊のヘリコプターなどを使用して、
全国に展開できる体制がとられています。


『精鋭』朝日新聞出版〈2018年2月7日発売日〉

遂行任務は被害者の安全を確保しつつ
事態を鎮圧し、犯人を検挙することが主たる任務です。

しかし、被害者の安全確保など必要な場合は犯人を射●します。

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SATは略語、警察組織の「特殊急襲部隊」を指す

SAT(サット )は
「Special Assault Team(スペシャル・アサルト・チーム)」
の略です。

日本語に直訳した場合は「特殊急襲部隊」になりますが、
正式名称ではありません。

日本の警察において、正式名称は「特殊部隊」です。

正確には、さらに所属する都道府県警察名を付けるため、
警視庁特殊部隊、千葉県警察特殊部隊と表記されます。

SATは次の8都道府県警察本部に設置されています。

警視庁
大阪府警察
北海道警察
千葉県警察
神奈川県警察
愛知県警察
福岡県警察
沖縄県警察

SATの前身は1970年代中期に創設されましたが、
部隊の存在自体は極秘としていたため、
公表されることはありませんでした。

しかし、1995年に函館空港で
全日空機ハイジャック事件が発生した際に、
特殊部隊が出動しました。

その動きがテレビで生中継されたため、
特殊部隊の存在が初めて公になった事件でした。

近年はSATの訓練を報道機関に公表するなど
存在は国民に広く知られています。

1996年4月1日に警察庁から各都道府県警察に
「特殊部隊の再編強化について」
「銃器対策部隊の編成について」
の2つの通達が出されました。

1996年5月8日には既存の各特殊部隊が
公式部隊として強化、再編成され
SATという部隊名が正式名称となりました。

SATは極限の現場で事態を鎮圧するのが任務です。

切迫した状況の場合は自分の判断で犯人を射●します。

一般の警察官より強靭な体力と精神力、武道に秀で、
狙撃の名手でもあります。

ヘリの操縦ができるなどの特殊技能を有する人物も集められます。

動向はほぼ表には出ない警察組織の秘密精鋭部隊ともいえます。

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SATになる資格を取るには、まずは警察官採用試験に合格してから

SATは一般の人向けに
公募しているわけではありません。

元自衛官もスカウトされるようですが、
一般的にSATの隊員になるには、
まずSATが設置されている8都道府県の
警察官採用試験に合格し、警察に就職します。

SATの隊員は機動隊員の中から選抜されます。

面接試験や採用当初から上司に
機動隊の配属希望の意思表示をします。

機動隊は、警視庁及び各都道府県警察本部の警備部に属します。

機動隊は、違法なデモや暴動などを力によって
大規模な警戒・制圧・検挙にあたることが主な任務です。

そのため、機動隊員の構成は体力のある
若い警察官が中心になっています。

機動隊員になるには、配属を志望するか、
あるいは適性がある警察官が機動隊に入隊するのが一般的です。

SATになるための流れ
①警察官になる

SATが設置されている、
次の8都道府県警察本部の採用試験で合格を目指します。
警視庁
大阪府警察
北海道警察
千葉県警察
神奈川県警察
愛知県警察
福岡県警察
沖縄県警察

②警察官に採用された後は、機動隊の入隊を志望する
③機動隊の隊員からSATの入隊を希望する

SAT入隊希望者は選抜試験を通過した者が入隊できます。

SATになるための難易度は
情報が一切公表されていないため不明です。

しかしSATは精鋭部隊ですので、
普通に考えて非常に難関であることは間違えありません。

※警察には非常に多くの部署があるので
必ずしもあなたの希望通りにいくとは限りません。

実際はどんな資格で、どのような選抜方法なのかは公表されていません。

SATを設置している県警に問い合わせても具体的な回答は皆無です。

【SAT隊員の日々はこんな感じ
SAT入隊後も毎月1回、体力テストと射撃テストは、
毎回いくつかの種目が選ばれて実施されています。
入隊後の毎月のテストの成績が悪かったとしても
それで転属させられるわけではありません。
普段から自主的にトレーニングを積み、
一定の水準を保つよう自己管理を怠らない能力が問われます。
なんと、SATの入隊テスト、
毎月1回の体力テストと射撃テストは結果は重視されず、
全力で取り組む覚悟、とその姿勢があるかどうかを
見定めるのが目的なのだそうです。
当然SAT隊員に選ばれるには頭脳も体力も優秀であることが大前提ですが、
テストでみられるのは危険な任務にも全力で立ち向かう覚悟と、正義感、
自己管理能力ということです。
SATは事件が発生しない限り日々訓練をすることが仕事になります。
陸上自衛隊の駐屯地で、射撃訓練をしたりヘリコプター降下訓練もしています。
運動神経、体力、持久力、ストイックな生活など
バリバリの体育会系出身でしたらSAT入隊も可能かもしれません。

SAT隊員の個人名や顔は極秘のため一切公表されません。

家族にも自身がSATの隊員であることは秘密とされます。

SATの任務遂行時はテレビで生中継されますが、
SATの隊員は顔を隠しているため個人は特定できないようになっています。

また、近年は訓練風景も報道機関に公開されていますが同様に顔は隠しています。

SATは女性はなれるのか?資格は女性でも取得できるのか?

結論からいいますと女性は女性は機動隊員にはなれますが、
SAT隊員になることはできません。

SATは普通の男性以上の身体能力、精神力が無ければなりません。

犯人の射●命令がでれば、冷静にちゅうちょすることなく
引金を引かなければなりません。

撤収後は、出来事を引きずることなく、
普段の精神状態で生活ができなければなりません。

身体的、精神的に男性に適した部署ということで、
現実的に女性には向いていな任務です。

これはあくまでも、男女差別の概念ではなく、
男女の特性をふまえた女性不可資格といえるものです。

おそらく、法律は女性は不可とは記されてはいないはずですが、
選考上、女性は対象外であると推察できます。

SATの警察車両は普通じゃない

私は昔テレビでSATの現場到着と任務遂行を見たことがあります。

SATの隊員が装甲車からぞろぞろと降りてきました。

全員が黒ずくめで顔は隠していました。

動きは非常に機敏で、会話は一切していない様子でした。

明らかに今まで現場にいた他の警察官とは違う動きをしています。

自衛隊でも警察とも違う感じでした。

まさに特殊部隊という言葉がぴったりでした。

しかも警察とは思えない自動小銃を構え、盾を持っています。

そのすべてが黒です。

今まで現場で動いていた他の警察官たちも、もうその時には
遠巻きにSATを見守り、対処をSATに任せた様子でした。

現場がすごい緊張感に包まれていることが
テレビからも伝わってきます。

映画を見ているような、すごく怖い感じでした。
実際、SAT専用の警察車両は
真っ黒で屋根に機関銃まで装備されています。


しかも車体には大きな白文字で「SAT」と記され
その文字の横になんとドクロマークが施されています。

これは悪に対しては恐怖心を与える概念が
SATにはあるものと考えられます。


銀座の街中で撮影されたSAT専用の警察車両
屋根に機関銃、車体にドクロマークが確認できる

まとめ

SATの出番がない社会が実現すれば理想なのですが、
現実と理想は違います。

いつの世も凶悪犯罪でこう着した最悪の現場が発生してしまいます。

そのとき、最後の砦(とりで)として精鋭部隊のSATが
日本の警察には存在します。

非常に危険な凶悪犯罪現場を鎮圧することが任務の職業です。

もしあなたがSATの隊員として働きたいのでしたら、
SATのある警視庁、大阪、北海道、千葉、神奈川、愛知、
福岡、沖縄の各県警の警察官採用試験に合格し、
機動隊に配属されることを目指してください。

そして、機動隊員になってから
SATの隊員に選抜されることを目指してください。

警察官→機動隊員→SAT隊員と段階があります。

元陸上自衛隊員のスカウトもあるそうですが、
これは結果的にSATに入隊した人のことで、
一般的な経歴ではありません。

普通は警察官採用試験に合格することです。

しかし、SATは精鋭部隊ですので、
高い身体能力、判断能力及び強靱な精神力が必要とされます。

SATはエリート部隊ですので相当難関です。

そして、「女性はSATになれるのか?」とうことですが、
女性は機動隊員にはなれますが、
SATの隊員に選抜されることはないのが現実です。