【地検特捜部】豊洲市場・五輪関連工事の官製談合を許すな!

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東京都議会での連日の
豊洲市場の建物の下を
地下空洞にした
犯人探しに
世間の注目が集まっています。

しかし、別次元で
もっと大きな経済事件が、
豊洲市場をめぐって
横行している「官製談合」
糾弾ずべきです。

「官製談合」こそ2020年の
東京オリンピック関連工事も含めた、
工事代金をつり上げている元凶であり、
「都政改革」を掲げる
小池百合子都知事にとっては
放置できない事態でしょう。

まさに教科書に出てくるような談合事件です。

ここで、官製談合とは
どういったものか
おさらいしておきましょう。

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官製談合とは

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公共事業など
公的な仕事の競争入札の、
競争原理の機能をさせないように事業者どうしが、
あらかじめ話し合って協定すること。

高い価格での落札や持ち回りでの
(今回は自分、次回はあなたといった)落札で、
業界全体で利益を不正に分け合う構造

公正な価格競争を阻害して、
発注元の国や自治体の支出を増すことになり、
刑法で禁じられる。

発注元の公務員が関与しておこなわれる
価格競争の阻害は、特に「官製談合」と呼ぶ。

関与した公務員は仕事を請け負った事業者から
現金の見返りが目的だ。

平成15年(2003)
入札談合等関与行為防止法が施行。

公務員が入札談合に関与した場合、
公正取引委員会は同法に基づいて
所属機関に改善を求めることができる。

当然、東京地検特捜部の捜査が入り、
逮捕者が出る。

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豊洲市場工事に官製談合があった!

豊洲市場では2011年8月
青果棟
水産仲卸売場棟
水産卸売場棟
の3つに分けて
土壌改良工事の人札が実施され、
鹿島JV(共同企業体)
清水JV
大成JV
がそれぞれ受注しています。
不自然に3JVが平等に受注しています。

続いて2013年11月
建物人札が実施されると、
「東京都が提示した予定価格が安すぎる」
と参加事業者は現れませんでした。

慌てた都の市場施設担当は、
鹿島、清水、大成の順に担当幹部を呼んで
「なぜ応札しなかったか。いくらなら応じるのか」
と各杜の見積価格を聞き出していた。

結果、2014年2日の再人札では、
土壌改良を行った3JV
それぞれ上物を落札しています。

落札価格は予定価賂の満額に近く
3棟合わせて1,034億円でした。

2013年11月の予定価格より
約6割増となっていました。

まさに「官製談合」と指摘されても
仕方がありません。

2013年11月の建物人札に
3JVが協調して参加しなかったのは明らかです。

また、何も知らずに予定価賂の満額近くに
見積もりを出せる偶然はあり得ません。

豊洲市場の入札には
競争原理が機能しておらず、
業者のいいなりだったのです。

官製談合の公訴時効は3年で、
リミットは迫っています。

逃げ切らせてしまえば、
東京地検特捜部の存在意義は何なのでしょうか。

2020年の東京オリンピック関連工事の入札が
目白押しとなります。

今後はこのような官製談合をさせない
社会の目が大切です。

しかし、現代の官製談合は
昭和時代のように単純な構造ではありません。

大変複雑、巧妙で
ばれないようになっているといわれています

東京地検特捜部と大手ゼネコンとの
頭脳戦ともいえるでしょう。