【バナナの保存】50度の湯に5分間浸してから1本1本包んで冷蔵庫の野菜室で

一年中スーパーに行けば売っている果物と言えば、バナナです。

季節を問わず値段の変動も少ないので、
日本人には最も身近な果物ともいえます。

でも、今のように、安価にバナナが買えるようになったのは
昭和40年代からだそうです。

バナナの輸入自由化が決定したのが昭和38年でした。

それまでは高級南国フルーツだったのです。
それを考えると、ありがたい安価で高栄養なバナナです。

しかし、だれもが思っているのが、
「日持ちしない」「保存がきかない」
「すぐダメになる」「冷蔵庫ダメ」

という難点だと思います。

真冬はともかく、気温が高くなればあっという間に熟して黒くなって
食べごろを過ぎてしまいます。

特に真夏は保存はほぼ無理なのではないかと思ってしまいます。

かといって冷蔵庫で保存すると、低温障害でこれまた真っ茶色((+_+))

ちなみに冷蔵庫に入れて茶色くなったバナナは、中身は大丈夫なのです。

冷気に当たって皮は真っ茶色に変色してしまいますが、
以外にも皮をむくと中身は助かっていておいしく食べられます。

とはいっても皮が真っ茶色はやはり残念、
食べ物は見た目も大切ですからね。

広告
336 ×280

バナナの保存にエチレンガスは大敵

バナナが南国の畑から収穫され、日本に輸入され、
あなたの家の台所にきてもずっと呼吸しています。

その呼吸のはき出す息がエチレンガスです。

エチレンガスは他の果物や野菜から普通に発する物質です。

私たちがよく甘くなるのを待ってから食べるキウイやメロン、桃なども
このエチレンガスを利用しているのです。

バナナの皮に茶色いポツポツ(シュガースポット)を作って、
食べ頃をを教えてくれるのは、
バナナ自体から発生するエチレンガスの作用なのです。

このエチレンガスはバナナ自身のデンプンを糖に変えて甘くします。

と同時に自分もどんどん茶色くなって食べ頃をすぐに過ぎてしまいます。

実はバナナは13℃以下になると、エチレンガスを出さなくなります。

しかし、もうそれ以上甘くなることもなくなってしまします。

エチレンガス=黒くなる=甘さを増す=保存できない」

ということで、今回はこのエチレンガスに頼らないで甘くする方法と、
長持ちさせる裏技をお伝えします。

バナナを50度のお湯に5分つけると甘くなる

【用意するもの】

①バナナの本数部、全体が浸る大きさの鍋
②温度計

【バナナを甘くする方法】

鍋でお湯を沸かします。

ある程度お湯が沸いたら温度計で測ります。

50度以上でしたら水を少しずつ足して
50度に調整します。
(この段階では火は消しています)

50度になったところで1本1本ばらしたバナナを浸します。
(この段階では火は消しています)

ぷかぷかバナナが浮いてしまう場合は、
皿などを上にのせてバナナ全体が浸るようにしてください。

そのまま5分置きます。

5分後、取り出したらそのまま室温で冷まします。
(1~2時間で大丈夫です)

50度のお湯に5分と常温で放置の間に、
糖度が5ほどアップするのだそうです。

「50度で5分で糖度が5アップ」と覚えておきましょう。

【ポイント】
50度以上のお湯に入れると
バナナが黒くなってしまいますので注意しましょう。
買ってきてすぐのバナナ、きれいな黄色で、わずかにヘタのほうに黄緑が残っている、
こんなバナナを使いましょう。

すでにシュガースポットが表れていたり、熟し始めているバナナには
効果はありません。

広告

バナナを50度のお湯に5分つけると黒くなりにくくなる

50度というのは、バナナにとっては暑くて強いストレスです。

50度のお湯に5分浸けるだけで
強いストレスを短時間にバナナに与えることができます。

そのストレスを跳ね返そうと、
バナナの中に熱ショックタンパク質という物質が生まれます。

この物質でバナナの抵抗力が増し、黒くなりにくくなるのです。

普通ならば室温で5日ほどで黒くなってしまうバナナでも、
冷蔵庫で適切に保存すれば10日以上日持ちするのです。

バナナの保存は野菜室で

バナナは前述の通り冷蔵庫に保存すれば13℃以下なので
エチレンガスは出なくなりますが

しかしバナナをそのまま冷蔵庫へ入れると、
今度は冷気にあたって低温障害を引き起こして
皮が黒くなってしまいます。

そこでバナナを、新聞紙や、ポリ袋、ラップなどで
1本ずつ包んであげます。

そうすることで冷気からバナナを守ることができ
皮が黒くなりにくくなります。

また冷蔵庫の野菜室で保存します。

野菜室は、冷蔵庫の中で一番温度が高い所ですので
皮が黒くなりにくくなります。

まとめ

「50度で5分置き1時間以上常温で放置」方法は
バナナ自体から発するエチレンガスに頼って
甘くするのではないので
日数がかからないので買ってきてすぐに食べれます。

しかも熱ショックタンパク質のおかげで
黒くなりにくくなります。

長期間保存できるので、50℃のお湯につけることは
バナナの常識になるでしょう。