【トランス脂肪酸】それでもあなたはマーガリンを食べますか?

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私たちが普段食べて食品の中で“あぶら”は、
大きく「油」「脂」の2つに分類されます。
「油」は常温でも液体のものを指し、
菜種、大豆、トウモロコシなどの
「植物性油(サラダ油)」※です。

「脂」は常温で
固形状態の性質を持った油のことで、
牛脂、乳脂、豚脂といった「動物性油」です。

現代では、これらに2つの自然の「油脂」の他に、
化学系油というべきものがあります。

これは本来常温では
液体だったはずの植物性油に
水素を添加して固形化させ、
人工的に「油」を「脂」に変質させます。

その副産物として2000年以降
よく聞くようになったトランス脂肪酸です。

つまり、トランス脂肪酸=不自然な油なのです。

これは、自然界では存在しない化学構造で、
欧米では化学構造の類似性から
「プラスチック食品」と呼ばれることがあります。

トランス脂肪酸の過剰な摂取は、
ガン、糖尿病、高血圧、コレステロール疾患、
心臓血管の病気リウマチ、カンジタ症、
アレルギー、うつ、慢性疲労などのリスクを
高めるといわれています。

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サクサク食感の不健康な原材料の恐怖

そのため含有量を規制している国も多く、
欧米では食品業界から姿を消しつつあります。
使用が全面禁止になっている国もあります。

日本では、いまだにその代表食品である
マーガリン
クッキーなどの菓子の原材料となる
ショートニングが、
法規制もなく一般的な食品として食されています。

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ショートニング
サクサクとした口当たりをよくするために
菓子に多く使われています。

マーガリンに含まれる
トランス脂肪酸
約1%~16%とメーカーによって、
また商品によってまちまちです。

アメリカでは、FDA(食品医薬品局)
トランス脂肪酸を含む油脂の食品使用は
2018年以降禁止することが決定しています。

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日本では、消費者庁
食品メーカーに
トランス脂肪酸の使用に関する
情報を自主的に表記するように
求めています。

一部メーカーでは
トランス脂肪酸の使用を
削減している動きもあります。

日本では、食品や外食などで
トランス脂肪酸を100%避けることは
不可能ですが、
せめて自宅では
マーガリンを食べないと決意することが
大切です。

※植物性油(サラダ油)とは、
法的に指定されている
菜種、大豆、トウモロコシ、
ひまわり、ごま、綿実、
紅花、米、落花生の9種を指す。

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