超簡単!早わかり
「飲食店の和室、お座敷でのマナー解説」
今回は「日本人として知っておきたい和室での振る舞い」
について解説します。
仕事上の付き合いで、自分が最も目下の立場
(新入社員など)の場合に
気をつけるべきことは何でしょうか?
この解説は、10代後半~20代の若者や新入社員のような
若者を対象にした、 超基本的なことを解説しています。
まずは、あなたは一番の若輩(じゃくはい)でしたら、
待ち合わせの時間より少し早めにお店に到着して、
目上の人や上司などをお迎えする心構えと姿勢が大切です。
遅刻したり、目上の人や上司よりも遅く到着することのないように
充分注意しましょう。
目 次
上座がどこかをまず確認
お店の人に、予約してある和室の部屋に案内されます。
その部屋に先に上がって目上の人を待つときには、
下座、基本的には出入り口に近い所で
座布団には座らずに、
畳にじかに座って待つようにしましょう。
和室の場合は、上座は床の間の前です。
床の間に近い上席は、目上の人にくつろいでもらえるようにと、
敬(うやま)いの心を表した配慮です。
座布団にもマナーがある
意外に知らない座布団のマナーについてです。
座布団は、いきなり自分で座ってはいけません。
勧められてから「あてる」のが礼にかなっています。
また、和室での座礼(座った姿勢でのお辞儀)は、
座布団を外してします。
また座布団は、足が痛くならないようにとの
温かい思いやりの気持ちが込もったものです。
踏んだりまたいだりしないで、大切に扱いましょう。
靴の脱ぎ方
スマートさに差がつくのが、お座敷の出入り口で靴を脱ぐ動作です
後ろ向きの姿勢で靴を脱ぎ、後ずさりして上がる人が多くいます。
しかし、洗練された振る舞いとしては、
正面を向いたまま靴を脱いで上がり、
その後に向き直って膝をつき、
靴の向きを直してきちんと並べるか、
下駄箱に入れます。
下足番(お客さまの履物の出し入れをする人)がいるお店では、
遠慮せずに係の人にお任せして、お礼を言います。
和室での女性の足の崩し方マナー
和室では、女性は長いスカートの着用がお勧めです。
また、足をくずしたいときなどには、ショールなどで足を隠します。
つま先は目上の方に向けないように配慮して流します。
まとめ
以上が、心得ておきたい和室の飲食店での
「和」のマナーを非常に簡略的に解説しました。
若者はいままでの、学生時代の仲間同士の振る舞いでは
実社会では許されません。
目上の人や上司のいる和室でのマナー、常識を身につけることは
非常に重要なことです。
いつこのような場面になっても大丈夫なように、
日頃、マナー本やネットで
勉強しておかなければなりません。
スマートに洗練された振る舞いがそつなくできれば、
若いあなたの評価は必ず上がることでしょう。