砂糖と肥満には直接の関係はありません。
え?!ホント?と信じられない人も多いと思います。
砂糖は他の食材に比べて特別カロリーが高いわけではありません。
そこで今回は、砂糖と肥満について書きます。
砂糖は意外と低カロリー
砂糖のカロリーは1gあたり約4calです。
コーヒーを飲むときに使うスティックシュガーには
約4gグラムの砂糖が入っていますから、これで16calです。
普段食品のパッケージのカロリー表示を見る人ならば、
砂糖のカロリーはたいして高くないことに気づくでしょう。
砂糖はむしろ低カロリー食品ではないでしょうか。
ごはんと比較してみると
茶碗1杯に軽くよそったごはん=160cal=スティックシュガー10本分
しかも、1日3食として、茶碗3杯とすると、
スティックシュガー30本分に相当します。
●砂糖はすぐに皮下脂肪になるとよくいわれますがウソ
●砂糖には脂肪を増やす作用があるなどともいわれますがウソ
●砂糖を摂ると代謝が低くなるというのはウソ
●砂糖に体内の物質が結びついて脂肪に変わるというのはウソ
したがってコーヒーや紅茶に砂糖を入れずに飲んでいても、
ダイエット効果はほとんどありません。
砂糖自体の「食べすぎ」は普通の食生活の中ではありません。
ケーキやクッキーなどの「甘いもの」は、
もちろん肥満の原因となります。
しかし肥満の主な原因は小麦や卵や油などです。
砂糖が主な原因ではありません。
砂糖はダイエットに利用できる食品
砂糖は体内でブドウ糖と果糖に分解されます。
そのブドウ糖には満腹中枢を刺激する働きがあるからです。
砂糖は低カロリーで、しかも食事を減らす苦痛をやわらげてくれます。
砂糖はダイエットに利用できる食品なのです。
砂糖でダイエットができるなどというと、
メチャクチャに聞こえると思います。
しかしあなたは、お腹が空いて辛いときに、
チョコレートを一粒食べれば空腹感が紛れることを
知っている人も少なくないと思いますか。
実際、プロのモデルも、あめ玉1個、チョコレート1粒を
効果的に摂りながら、食事制限に利用しています。
これからはダイエットに砂糖自体を敵と考えてはいけません。
いかに砂糖を利用するかです。
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