ロッテ『チョコパイ』は1983年9月に発売されました。
チョコレートケーキの味わいを、
手軽にいつでも食べられる半生ケーキの流通菓子として
発売されました。
『チョコパイ』は大ヒットし、
バブル経済期を代表するお菓子の一つです。
ロッテはそれまで不可能と思われていた
半生ケーキタイプの『チョコパイ』の開発に
苦労したそうです。
目 次
ロッテ『チョコパイ』発売当初は6個入りの箱だけだった
ケーキ生地(きじ)のようなしっとり感を追求してしまうと流通菓子に適合しない。
逆にケーキ生地の水分量を抑えるとパサパサになってしまうという具合でした。
試行錯誤のすえ「しっとり感」と「流通菓子の適合性」を両立させた
絶妙なバランスの品質開発で半生ケーキタイプの商品化にこぎつけたのです。
1983年の発売当初は6個入りの箱パッケージでの発売でした。
現在もこの6個入りの箱パッケージで販売されています。
企画当初から“ファミリー層”がメインターゲットのため
6個入りとされました。
ロッテはこの“ファミリー層”にさらに『チョコパイ』を
推し進めて売り上げを伸ばすために大袋タイプを発売しました。
1987年バブル経済期の時です。
この大袋タイプ
“パーティーパック”(10個入り)が
決定打となり1993年をピークに売り上げを
伸はし続けました。
バブル経済期の大ヒット菓子で、現在も販売されている、
ロッテを代表するロングセラー菓子の1つです。
“パーティーパック”は当時
〈10個入り〉でお徳用で〈11個入り〉がたまに発売されていました。
10個入り時代のパーティーパック
たまにお徳用で〈11個入り〉になることも
11個の時は底上げマスは1ヵ所のみととてもお得感がありました。
(10個入りは底上げマスは2ヵ所)
しかも2000年代前半までは“パーティーパック”の値段は
240円くらいで安かったです。
2007年ごろには現在の9個入りになってしまいました。
『エンゼルパイ』と『チョコパイ』は似ているが別物
チョコレートでコーティングされ円盤型と見た目は
ロッテ『チョコパイ』と似ている森永『エンゼルパイ』は
1961年から全国発売されている超ロングセラー商品です。
しかしロッテ『チョコパイ』と森永『エンゼルパイ』とは中身は別物です。
森永『エンゼルパイ』→しっとりビスケット系の菓子でマシュマロをサンド
ロッテ『チョコパイ』の値段の相場?
お菓子はあっちの店とこっちの店では値段が違って、
高い店で買った後、安い店の値段を知ると
数十円の差でも損した気持ちになります。
「広告の品」とか札がついていると
「どこよりも安くて今買ったほうが得」って気持ちになります。
それで買う予定のなかったお菓子を
衝動買いしてしまうことってありますよね。
今回は、ロッテ『チョコパイ』に焦点をあてて、
「安い、お得、買っていい」値段はいくらなのか?
その値段を調べてみました。
ロッテ『チョコパイ』は基準となる希望小売価格がなく、
オープンプライスです。
驚きの希望小売価格を表示しています。
そのためいくらが高くて、
いくらが安いかの相場を知っていないと、
やたら高いチョコパイを買ってしまうはめになる場合もあります。
あ、安いと思っても「なんだ、税別か」とまぎらわしいです。
そこでネット上ではロッテ『チョコパイ』の〈6個入り〉〈9個入りの〉の
最安値を調べてみました。
安さの基準、相場を知っていれば、
思わぬ“損”?をすることがなくなると思います。
下の画像は
2018年7月20日時点の最安値サイトから調べた
ロッテ『チョコパイ』最安値です。
箱(6個入り)
西友ネットスーパーは税込214円
パーティーパック(9個入り)
楽天が最安値で税込278円
これはネット通販ですので当然商品以上の送料がかかりますので
ここで買うことはありえません。
しかし、参考値にはなります。
『ロッテチョコパイ』 の値段をスーパーでチェック
ネット通販ではなくスーパーなど実店舗で、さらに広告の品ならば
そうとう安くなるでしょう。
そこで私はロッテ『チョコパイ』の最安値相場、底値は税込で
だいたい次の通りではないかと推察します。
「ロッテチョコパイ9個入り」は税込280円
これよりもかけ離れた高い値段でなければ、
安心して買っていいと思います。
例えば、下の画像のような税込で337円は
高いのでパスしたほうがいいと思います。
↓
あなたの近所のお店で、ロッテ『チョコパイ』は
いくらで売っているでしょうか。
しかし、『広告の品』の場合は激安
上記のように底値は判明しましあが、
ロッテ『チョコパイ』が広告の品として
数日間激安になる可能性の商品です。
下の画像はあるスーパーで近年、
広告の品として激安になった時のものです。
「ロッテチョコパイ9個入り」は税込214円
このように広告のチェックをしていると
ロッテ『チョコパイ』は激安になる
瞬間があるお菓子です。
(これは極めて特殊なケースです)
このようなときは、
賞味期限を確認して、
あなたの食べるペースを考え、
大量買いをするのがお得な方法です。
スーパーのチラシは水曜日に
近所のスーパーのチラシが入ります。
しかし、新聞を取っていないお宅も
多いと思いますので、その場合には、
ネットでチラシが見れるサイトがあります。
毎週う水曜日のチラシのチェックをすると
思わぬ激安商品を発見できます。
ロッテチョコパイの値段が安くできる仕組みの一例
ロッテチョコパイパーティーパックがなぜ
ここまで安く販売できるのでしょうか。
それは、あなたもスーパーのお菓子売り場で
見てみるとわかると思いますが、
ロッテチョコパイパーティーパックの
横か近くにたいがい
ロッテカスタードケーキパーティーパックが
売っています。
※上の画像は税別価格です。2018年11月17日撮影
これは、ロッテ側が
チョコパイとカスタードケーキを
セットで仕入れる小売業者には、
チョコパイをかなり安く出荷しているものと
推察できます。
そのため、チョコパイを安く売れるスーパーは
必ずカスタードケーキも売っているのです。
なお、カスタードケーキはチョコパイと同様に
店頭価格が安いということはありません。
「ロッテチョコパイ」パーティーパックは夏は売っていない
ロッテ『チョコパイ』パーティーパックは
7月~9月の暑い3ヶ月間はあまりお店で見かけません。
それはチョコレートとクリームのふわふわ菓子なのに袋梱包のため、
暑さで溶けた本体が袋を持っただけでつぶれてしまうためです。
お客さんが手に取ったり、店員さんが持っただけでつぶれてしまいます。
6個入りの箱ロッテ『チョコパイ』ならば溶けていても、
持っても本体に影響はありません。
そのため、ロッテ『チョコパイ』箱入り(6個入り)は
どこのスーパーでも一年中売っています。
パーティーパック(9個入り)を夏は
発売休止しているわけではありませんが、
販売店の判断で売らないのでしょう。
それに代わってロッテ『チョコパイ』よりもかたい
森永『エンゼルパイ』大袋が売られています。
まとめ
とはいっても数十円の安さのために
あちこちの店を探し回るのは
時間と労力のむだです。
結局本当に欲しい時は、
今目の前に売っている値段で
購入するのが効率的です。
ただ、それにしても
ロッテ『チョコパイ』の値段の相場は
知っていたほうがいいですよ
というお話でした。
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