中学生くらいまでは誰でも夏休みになると
かき氷を食べる機会があったと思います。
あなたは何味が好きでしたか?
普通、味は基本4種類の
イチゴ、メロン、レモン、
ブルーハワイですね。
でも、ブルーハワイは1980年代までは
一般的ではありませんでした。
それまで基本は3種類の
イチゴ、メロン、レモンでした。
もちろんどこかではブルーハワイは
あったのでしょうが、
お家で作るかき氷のシロップで
ブルーハワイは市販されていませんでした。
下の歴史ある
明治屋のかき氷のシロップも、
ブルーハワイは1980年代には
発売されていません。
「ブルーハワイ」シロップは何味か?
あなたはかき氷のシロップの
ブルーハワイは何味だと思いますか。
実はラムネ味なのです。
実際、昭和時代にはまだ発売されていなかった
明治屋のカキ氷用シロップの
ブルーハワイには
“ラムネ風味”と書いてあります。
ところで、このブルーハワイ的な
青い氷菓(ひょうか)は、
ガリガリ君など、
昭和時代からありました。
ちなみにガリガリ君は昭和56年、
1981年発売です。
ガリガリ君はソーダと書いてありますが。
アイスクリームの種類別の名称】
アイスクリーム⇒乳固形分15.0%以上
(うち乳脂肪が8.0%以上)
アイスミルク⇒乳固形分10.0%以上
(うち乳脂肪が3.0%以上)
ラクトアイス⇒乳固形分3.0%以上
氷菓⇒乳固形分がラクトアイスより低いか、
全く入っていない
※ガリガリ君は乳固形分には
まったく入っていません。
業務用には下の写真のようにブルーハワイ
アイスクリームはあります。
しかし、コンビニやスーパーなどで売っている、
一般的なアイスクリームでは
ブルーハワイは存在しません。
そこでオリジナルで
ブルーハワイアイスクリームの
レシピを考えてみました。
ブルーハワイアイスクリーム(ラムネ菓子入り)レシピ
ブルーハワイアイスクリーム
(乳固形分3.0%以上→クリーミーということ)は
普通売っていないため
食べることはできません。
さらに、ラムネ菓子入りの
ブルーハワイアイスクリーム
(乳固形分3.0%以上)は
おそらく世の中にないと思います。
今回のレシピで使用する
森永製菓のラムネ菓子は、
安価なのに脳の唯一の栄養、
ブドウ糖が主原料です。
脳に即効性のある栄養まで摂取できる
ラムネ入りブルーハワイアイス
超簡単レシピですので
ぜひあなたも作ってみてください。
材料
①生クリーム 200㎖
②牛乳 200㎖
③森永製菓のラムネ菓子 1本
④かき氷のシロップ「ブルーハワイ 50㎖
作り方
ステンレスのボールを冷凍庫に入れて
キンキンに冷やしておきます。
大きな鍋に氷水を用意します。
よく冷やしたステンレスのボールに
よく冷やした①④を入れます。
鍋の氷水にステンレスボールの底をつけます。
ハンドミキサーで攪拌(かくはん)します。
トロトロになったら冷えた②と、
砕いた③を入れます。
クリーム状になるまで、
さらによく攪拌(かくはん)します。
森永製菓のラムネ菓子1本全部を
ビニール袋に入れて
ビンなど硬いものでたたいて
粉々にします。

すべて粉にしないで、
ある程度粒々が残っていたほうが
食感が出て楽しいです。

ボールからタッパーやバットなど保存容器に
ゴムベラで移して冷凍庫に入れます。
少し固まりだしたらスプーンでよく混ぜ、
また冷凍庫で冷やす。
これを3回くり返します。
生クリームの攪拌(かくはん)は
やはりハンドミキサーが便利です。
手でホイッパーを使って
攪拌(かくはん)するのは大変です、
というか、
作るのが楽しくなくなっちゃいます。
安いハンドミキサーで十分ですので
買ったほうがいいです。
↓
「ブルーハワイ」シロップだけでは鮮やかな青にならない!
このレシピでは砂糖は入れません。
かき氷のシロップのブルーハワイの糖分と
森永製菓㈱のラムネのブドウ糖で
甘さは十分です。
しかし、かき氷のシロップのブルーハワイだけでは、
残念ながら鮮やかな青にはなりません。
絵具でいうと白と青を混ぜた感じの
パステルカラーの青にしかなりません。
下の写真のように、
ブルーハワイの青にしたい場合は
食用色素(青)を使うと
ブルーハワイのイメージになります。
食用色素は体に何の害もありませんので
ぜひ使ってみてください。
鮮やかな青の、夏のアイスクリームが
できあがります。
100均でも売っています。
不思議なもので、見た目の色で
味もブルーハワイ感がアップします。
ブルーハワイ「アイスクリーム」レシピの問題点
●食用色素(青)を買うと、
ほかに使い道がないので残った分は
無駄になってしまう。
対策→ブルーハワイ「アイスクリーム」を
何回も作って使い切る。
●夏以外に作りたくても、
ブルーハワイシロップは夏しか売っていない。
対策→夏のうちに買っておく。
●今回のレシピはブルーハワイシロップは
50㎖しか使いませんのであまってしまう。
対策→お好みでもっと多くシロップを
入れる。
しかし、入れ過ぎると甘過ぎるので注意。
かきの氷シロップは賞味期限が過ぎても、
一冬越して来年の夏に使用しても
何の問題もない。
まとめ
今回は夏のアイスクリーム
「ブルーハワイ」の作り方をご紹介しました。
氷菓ならば、普通に売っている
ガリガリ君みたいな
“青いアイスキャンディ”。
しかし、乳脂肪が8.0%以上の
アイスクリームでは売っていないので、
レシピを考えてみました。
※おそらく発売しても売れないと
メーカーの市場調査があるのでしょう。
名称は、
食用色素(青)を入れない場合は
「ラムネアイスクリーム」
食用色素(青)を入れた場合は
「ブルーハワイアイスクリーム」
です。
この記事の題名は一応
「ブルーハワイアイスクリーム」としました。
乳固形分3.0%以上、
(うち乳脂肪8.0%以上)の
ラムネ菓子入り
「ラムネアイス(クリーム)」
「ブルーハワイアイス(クリーム)」
の創案及びネーミングの著作権は
私に属します。