【森永】ハイソフトとミルクキャラメルの違いとは?カロリーもチェック

   

今回は、
森永製菓が製造販売している
2つのキャラメルについてのお話です。

「森永ハイソフト」
「森永ミルクキャラメル」です。

「森永ミルクキャラメル」
現代お菓子の原点的存在、
森永製菓の象徴商品、
黄色い箱の国民的キャラメルです。

今回の記事はスタンダードの味、
ミルク味に限定して、
この2つのキャラメルの違いについて、
語っていきます。

どちらも子供の頃から食べたことあるし、
お菓子売り場に必ずみかける、
日本のキャラメルの代表的な商品です。

広告
336 ×280

「森永ハイソフト」と「森永ミルクキャラメル」のパッケージ

「森永ハイソフト」パッケージデザイン

平べったい茶色い箱に
大きな文字で「Hi-SOFT」
前面上部に書いてあります。

「ハイソフト」という文字は
箱上面に小さく記してあるだけです。

発売当初から基本的なデザインは
変わっていません。

しかし、時代ごとに少しづつ変更が加えられ、
そのたびに洗練されたパッケージデザインに
進化してきました。

また、地域限定デザインや
キティーちゃんも頻繁に登場するのが
「森永ハイソフト」パッケージでした。

「森永ミルクキャラメル」パッケージデザイン

表側は黄色地に、
帯をイメージした白線が描かれ、
小豆色地の四角形に戦前からの
エンゼルマークと
「登録商標」四文字が
白抜きでかかげられています。

縦書きに
「森永ミルクキヤラメル」とあり、
両サイドに
「滋養豊富」
「風味絶佳」(ふうみぜっか)
の筆文字があります。

「滋養豊富」とは
発売当初の日本の食事情はからすると
とても栄養豊富という意味なのでしょう。

「風味絶佳」とは
非常においしいいという意味です。

箱裏面の一番上には
「森永謹製」という
あえて旧書体が
かかげられています。

また、下部分は
「登録商標 第四四九二八三号」
と記されています。

戦前の商品は
「登録商標 第○○○〇号」
とよく記されていました。

歴史と伝統がある商品であることを
あますことなく誇示しています。

近年ではマクドナルドの
マックシェイクやマックフルーリー
とコラボしているデザインです。

他にも、すべて期間限定で、
森永ミルクキャラメル
パッケージデザイン
で、自社、他社を問わず、
さまざまなお菓子、ドリンクとコラボをする、
日本独自のキャラメル味を象徴する
パッケージデザインです。

広告

「森永ハイソフト」と「森永ミルクキャラメル」の発売時期はいつ?値段はいくら?

森永ハイソフト

1969(昭和44)年より販売開始しました。

発売以来、四角短棒型の粒
12粒の特徴的な配列
パッケージデザインは基本的に
現在も変わっていません。

「森永ハイソフト」
1990年代末から
2000年代初頭の一時期
袋入りタイプも販売されたこともあります。

「森永ハイソフト」
1990年代末~2000年代初頭にかけて
期間限定品で袋入りタイプ(97g)も
販売されたことがありました。

また、1992年に森永ハイチュウのような
スティックタイプで
『レモンパイ』
『苺ミルフィーユ』
の二つが発売されています。

ハイソフトは多くの味を
過去に発売してきましたが
スティックタイプは
この時だけと思われます。

その画像がこれです

この画像は、テレビCMラストの
商品紹介で映った一瞬のシーンです。

しかし、現在は発売当初からの同型の、
同デザインの平たい箱タイプ
(12粒入・72g)のみです。

「森永ハイソフト」は箱の形状
粒の形状を維持しつつ、
過去に何百種類という
期間限定や、地域限定などの
パッケージデザインが存在します。

また、期間限定や、地域限定などの
多くの味を発売してきました。

そのすべては過去品で、
現在は製造していません。

森永ミルクキャラメル

森永製菓のキャラメルの自体は、
森永製菓の前身の森永西洋菓子製造所が
すでに1899年(明治32年)に
創業した頃から販売されていました。

現在の商品名
「森永ミルクキャラメル」
になったのは
1913年(大正2年)6月10日からである。

ハイソフト同様、
平成時代に入ると
期間限定や、地域限定などの
多くの味を発売してきました。

また、何百種類という
期間限定や、地域限定などの
パッケージデザインが存在します。

そのすべては過去品で、
現在は製造していません。

値段

森永ミルクキャラメル
森永ハイソフト
はだいたい同じ値段です。

当然、お店によって違いますが、
110円(税込)~130円(税込)
が相場です。

もし、税込で100円以下で売っていたら
激安、お買い得品です。

内容量

「森永ハイソフト」
「森永ミルクキャラメル」

どちらも12粒入りです。

1粒
ハイソフト→6.0g
ミルクキャラメル→4.9g

1箱
ハイソフト→72g
ミルクキャラメル→58g

このように、森永ハイソフトのほうが
森永ミルクキャラメルよりも、
量が多いです。

森永ミルクキャラメル
森永ハイソフト
の今現在の製造販売の種類は
森永製菓㈱公式ホームページの
商品紹介、菓子、キャラメル内で確認できます。

現在種類は非常に少なく、
両キャラメルの勢いはなくなっています。

もしかしたらキャラメル自体、
国内ではかつてほど
需要がなくなっているのかもしれません。

明治のサイコロキャラメルも、
2016年に北海道限定品に格下げされています。

原材料

【森永ハイソフト】
水あめ
加糖練乳
砂糖
加糖脱脂練乳
植物油脂
小麦たんぱく
黒みつ
ソルビトール
乳化剤(大豆由来)
香料
食塩
モルトエキス
クリームチーズ
還元水あめ
ミルクキャラメルには入っていない

【森永ミルクキャラメル】
水あめ
加糖練乳
砂糖
加糖脱脂練乳
植物油脂
小麦たんぱく
黒みつ
ソルビトール
乳化剤(大豆由来)
香料
食塩
モルトエキス
バター(←ハイソフトには入っていない)

上記のように
森永ミルクキャラメルは
「バター」が入っています。

森永ハイソフトには、
「クリームチーズ」が使われていて、
濃厚キャラメルになっています。

この二つのキャラメルを
同時に食べる機会はあまりないと思いますが、
食べ比べるとかなり味が違います。

ミルクキャラメルはスタンダードな
どこか懐かしい、やっぱりおいしい味です。

ハイソフトは濃厚クリーミーで
納得の贅沢なキャラメルです。
広告


森永ハイソフト発売当時

「森永ハイソフト」が発売されるまでは、
日本国内でキャラメルといえば
森永の「ミルクキャラメル」
グリコの「グリコ」(おまけ付)
明治の「サイコロキャラメル」
の三つでした。

※明治の「サイコロキャラメル」は、
2016年3月で全国販売を終了し、
北海道限定品になっています。

前述の通り森永ハイソフトは
1969(昭和44)年に
販売を開始しました。

キャラメルの粒も四角ではなく
四角短棒型であったことも、
それまでにはない形が
従来キャラメルとの
差別化につながったのです。

一粒ごとの包み紙が銀色でより上品で
大人のキャラメルと感じさせ、
子供たちにはワンランク上の
キャラメルの位置付けとなりました。

「森永ハイソフト」の
パッケージデザインも
子ども向けお菓子とは違う
高級な雰囲気がありました。

一粒ごとの包み紙が銀色で
赤と青のラインがはいった
洗練された大人のキャラメル
という感じをだしました。

発売当初から盛んにテレビCMが流れ
たちまち世間に認知される
キャラメルになりました。

テレビCMは旅先や電車が舞台となり、
ラストに
「旅に森永ハイソフト」
「おいしい旅に森永ハイソフト」

などのナレーションが流れました。


その後もずっと電車や旅行、地方を連想する
PR方法で販売促進がされてきました。

テレビCM以外の広告媒体でも、
背景は必ず列車、駅、旅、地方を連想する
つくりになっていました。

駅の売店には必ず置いてあるキャラメルです。

「森永ハイソフト」と「森永ミルクキャラメル」のカロリーはこれだ

カロリー

森永ミルクキャラメル
1粒(標準4.9g)当り 21Cal

森永ハイソフト
1粒(標準6.0g)当り 25Cal

栄養成分

森永ミルクキャラメル
1粒(標準4.9g)当り
たんぱく質   0.19g
脂質      0.51g
炭水化物   3.8g
ナトリウム 5.2mg
カルシウム 5.1mg
鉄 0.044mg
ビタミンA 18μg
ビタミンB1 0.0098mg
ビタミンB2 0.010mg
ナイアシン 0.20mg
ビタミンD 0.37μg

森永ハイソフト
1粒(標準6.0g)当り
たんぱく質0.23g
脂質0.62g
炭水化物4.6g
ナトリウム5.3mg

「森永ミルクキャラメル」のパッケージに
「滋養豊富」と書いてあるだけあって、
ビタミン類やミネラル類が
微量に含まれています。

昭和の一時期までは、
この「森永ミルクキャラメル」の栄養も
子供たちをはじめ人々には
貴重なお菓子であったのです。

それも昔のことで
現代は栄養源としての役目はなく、
日本一のレトロお菓子として日本人に
親しまれています。

広告


「森永ハイソフト」のやわらかさは、「森永ハイチュウ」の製法から

ハイチュウの前身として
「森永チューレット」という商品が
1856年(昭和31年)8月に20円で発売されています。

これは子供が飲み込んでも大丈夫なガム
というふれこみで開発されお菓子です。

昭和50年に品質改良と商品活性化を目的に
森永チューレットの後継品として
「森永ハイチュウ」が発売されました。

ちなみに、ハイチュウの発売当初は
現在のようなスティック状ではなく
箱タイプでした。

「森永ハイチュウ」の第一号は
ストロべリー味でした。

森永製菓は「チューレット」からつちかった、
やわらかいキャラメルの製法を生かし、
1969(昭和44)年「森永ハイソフト」
発売しました。

まとめ

「森永ハイソフト」は
レギュラー製品として
コーヒー、チョコレートなどが
存在しましたが、
現在は製造終了品になっています。

また、地域限定、期間限定、
小売先限定(JR駅構内限定など)などで
過去に多くの味が製造されてきましたが、
私たちが気づかないうちに
いつの間にか生産を終了しています。

下記は限定品のほんの一例
1996年 京都限定 抹茶ミルク」
2004年 九州新幹線開通記念「さつまいも」
2009年 JR駅構内限定「ミルクティー」
2010年 沖縄限定「黒糖」
2010年 東北新幹線 新青森駅開業記念「青りんご味」
2014年 NEWDAYS・KIOSK限定商品「あまおう」

「森永ハイソフト」オリジナルのミルクは、
今や昭和レトロのお菓子の1つです。

ただ懐かしさだけで
商品寿命が延びたのではなく、
さまざまな場面で
いろいろな味の限定品を発売する、
森永製菓の企画力で昭和、平成をかけぬけた
日本のキャラメルを代表する商品の1つです。

しかし、現在はオリジナルのミルクの他は、
塩キャラメルのみになっています。

地域限定、期間限定、小売先限定も
ありません。

非常に寂しく、危惧される状態です。

森永製菓はハイソフトを
あきらめたのでしょうか。

スーパーでもミルクキャラメルは売っていても
ハイソフトを近年見かけなくなっている
感じがします。

ハイソフトは近年勢いのなさを感じます。

森永チョコフレークのこともあり、心配です。

森永製菓本社は、過去品を食文化の記録してWeb上で公表を

「森永ハイソフト」
「森永ミルクキャラメル」
非常に多くの味の種類が
発売されてきました。

その味の種類もほとんど
平成時代のものですが、
Web上には、個人の断片的な
画像や記録のみで
時系列に統一された
公式資料は一切存在しません。

森永製菓の社内資料以外には
把握できるものはありません。

日本を代表する大手菓子メーカー
森永製菓ですから、
Web上で過去品を整理立てて、
誰でも見れるように、
過去品をもれなく、記録に残していった方が
いいと思います。

発売年月日や生産終了日、
全種類の鮮明パッケージ画像なども必要です。

そうしないと、将来
10年後、30年後、50年後のことを考えると
誰も過去商品について
わからなくなってしまいます。

森永製菓ほどの大手菓子メーカーになると
商品一つ一つが日本の食文化です。

パッケージデザイン一つ一つも文化です。

過去のテレビCMも作品であり文化です。

森永製菓の公式HPには、
森永ミュージアムはありますが、
あまりにも簡易すぎます。

もっと、深く広く、詳細に
全パッケージの画像や
全デザインの鮮明画像も必要です。

Web上で過去品の記録資料を
日本の食文化として
後世に残すべきと思います。

広告