松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」(1981)デビュー曲が大ヒット

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伊代はまだ16だから~♪

あまりにも有名なフレーズだ。

この曲、このフレーズで
松本伊代の人生が変わった
16歳の時のできごとだった。

伊代(いよ)という非常に珍しい名前は
瞬く間に世に知れ渡ったのだ。

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松本伊代は1981年10月
デビュー曲
「センチメンタル・ジャーニー」
アイドル歌手デビューを果たしている。

デビュー曲がいきなり大ヒットした。

数年前まで子どもだった自身が、
突如として有名芸能人になり、
歌詞が
“自身のアイドル歌手になった心境”
であり、
自身の名前「伊代」まで入った、
非常にユニークな
売り出し方をした。

かつてないケースだったため
世を驚かせた相乗効果もあっての
大ヒットであった。

松本伊代の最も輝いた絶頂期
この「センチメンタル・ジャーニー」
テレビやラジオで毎日のように流れた、
リリース中の1981~1892年の
1年間ではないだろうか。

まさに、初々しいアイドルスター
そのものであった。

あまりにもセンセーショナルなデビュー曲と
当時の彼女の放つオーラは
凄まじいものがあった。

洗練された
「きゃしゃな都会育ち」
「育ちの良さ」

がテレビからみごとに伝わり、
多くのファンを獲得した。

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性格の良さ、あまりのかわいさに
テレビ局をはじめとする
メディア関係者の受けもよかった。

当時インターネットは存在せず、
アイドル歌手はテレビに出ることが
命であった。

松本伊代は
このデビュー曲
「センチメンタル・ジャーニー」
生涯の代表曲である。

松本伊代にとって、
この曲のリリース期間が、
以降30年、40年と続く芸能活動の
いきなりの絶頂期であった。

しかしその後、1983年11月23日発売の
「時に愛は」以外
「センチメンタル・ジャーニーに次ぐ
大ヒット曲は松本伊代にはない。

○「時に愛は」
松本伊代、9曲目のシングルレコード。
松本伊代主演のTBSテレビドラマ
「私は負けない!-ガンと闘う少女-」の
主題歌。
シンガーソングライターの
尾崎亜美が提供した楽曲。

後年、数十年にわたる
松本伊代の芸能活動は
このたった1年間の
デビュー当時の輝きと

「センチメンタル・ジャーニー」
基軸として成り立っている。

それは、この記事の最下にある動画を
デビュー35年後に製作すること自体が
その証しでもある。

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「センチメンタル・ジャーニー」大ヒットで超多忙な16歳の冬

松本伊代は
「センチメンタル・ジャーニー」
リリース中の瞬間的には、
松田聖子に次ぐ
アイドルナンバー2
であったといわれている。

松田聖子のデビューが1980年4月1日、
松本伊代のデビューが1981年10月21日、
1980年6月1日には
河合奈保子、柏原よしえ
同時にデビューしているが、
松本伊代ほどの衝撃を世には与えていない。

小泉今日子、堀ちえみ、三田寛子、
早見優、石川秀美、中森明菜

1982年の春~初夏にかけての
デビューである。

同期といわれるこの6人よりも半年早く
有名人になっている。

つまり81年~82年の冬期は
松本伊代の独壇デビュー劇
であった。

この時期すでに松田聖子は貫禄のオーラが
出始めてはいるものの、
松本伊代も初々しいオーラは凄まじかった。

松本伊代自身、夢のような、現実離れした、
多忙の極致の16歳の冬であったことは
容易に想像できる。

ちなみに松本伊代は
賞レース的には
82年デビュー組とみなされている。

大混戦の中で、1982年12月
第24回日本レコード大賞、
新人賞を受賞
している。

しかし、多くの同期アイドルスターが
後年を含め、
NHK紅白歌合戦に出場を果たしている中、
松本伊代は千載一遇のチャンス、
「センチメンタル・ジャーニー」
をもってしても選抜されることはなく、
以降一度もNHK紅白歌合戦に
出場した経験はない

しかし、これはデビュー曲である
「センチメンタル・ジャーニー」の発売が
10月21日と紅白歌合戦に
選抜されようのない時期であり、
タイミングの問題である。

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1982年12月31日/第24回日本レコード大賞新人賞受賞

松本伊代が受賞した最も大きな賞が、
第24回日本レコード大賞、新人賞
である。

この時、観客席に松本の母親と姉が来ていた。

テレビは2回母親と姉を映し出した。

下の画像はそのときの1回目に映った
松本の母親と姉である。
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2015年12月1日公開替歌「センチメンタル・ジャーニーまだ50歳ver.」


松本が50歳になった時にリリースされた
「センチメンタル・ジャーニー」
替歌シングル。

歌詞は現在の松本の生活や
気持ちが投影されている。

当時の衣装、振付を再現し、
かつら、メイクで
デビュー当時の自身の雰囲気を
再現している。

アニメーションとCGに包まれ、
キラキラと輝いている松本伊代
再現させだ映像である。
この記事は、松本伊代さんを
中傷するために記したものではありません。

また、私は松本伊代さんを今後とも応援し、
ますますのご活躍とご健康をお祈りしております。
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